2015年2月1日日曜日

岡崎良介さんと鈴木一之さんに会ってきました!


 マーケットアナライズのセミナーに参加してきました。


 会場は300人収容らしいのですが、いっぱいでしたね。やはり運用は高齢者が多いようです。

 

 岡崎さんはいつもどおり詳細なデータで説得力ある公演でしたね。
 
 鈴木さんも説得力ある解説と笑いに癒しを提供してくれました。

 
 
 
 


 公演内容は下記のとおり。
(私の感想であり、聞き取り違いかもしれません。基本写真とれなかったし(笑)、箇条書きで)

  • 2015年、不安定な相場でスタートしましたが、ここ数日は日経平均のみ先進国で唯一上昇したのは、日銀とGPIFのおかげ。
  • S&P2,000ポイントを維持できるがポイント
  • ドル円は117円50銭で均衡しているが、円高に振れそう。長期では円安に見方に変化なし。
  • FRBの「辛抱強く」はひょっとしたら、金利の後ろ倒しの可能性、つまりこれまでFFレート上昇を織り込んで円安となったので、円高に振れるかもしれない
  • しばらくの間は為替が材料
  • 米国の10年もの国債が不気味に買われ続けている。金利が上げるとFRBはいっているのに金利が下がり続けている。ヘッジファンドは「国債買ってジャンク債売り」
  • プレゼンテーションの題名「いまそこにある危機ー3つの危機が揃うとき」、3つとは「原油下落の代償」「欧州危機の再燃」「FRBの利上げ余波」この3つが揃うとき、相場波乱か。
  • 2015年の投資テーマはインバウンド+国内セレクト消費が王道、インバウンド相場は円安で始まったので円高になると終わるかもしれない。
  • 円安でも輸出が伸びるわけではない。海外市場はどこも低成長
  • キャタピラーの下落。これはシグナルか。キャタピラー会長も弱気な発言している。
  • 日立建機・コマツも下落。個人的にはチャート下っ離れにみえる。
  • リオティント・BHPビリトンが売却したのを日本の商社が購入して特損計上(鈴木さん)
  • ルーブルは利下げした。個人的には2番底形成の展開に見える。
  • ウクライナは外貨準備が大幅に減っている。ウクライナの国債の半分をテンプルトンが購入してる。仮にデフォルトしてもテンプルトンの損失はしれている。
  • 「異形棒鋼」チャートを注視せよ。だいたい6万円ぐらいで推移してる。大幅に上昇したときは景気変動のシグナル
  • FRBによる利上げは相場下落注意だけど、アノマリーでFFレートあがると日本株上昇する。ただし、グリーンスパンのとき失敗している(個人投資家ゆうなぎさん)。逆にFFレート下げるときは怖い(岡崎さん)
  • 日本株は現在EPS1090円ほどなので日経225は17,500円±3,000円とみている(鈴木さん)
  • 今回から金庫株を除いて算出されるのでEPSは1,100円、来年のEPSは1,200円(鎌田さん)
  • 第3弾、第4弾の金融効果はないかもしれない。野村證券は株価もどった。それでも物価等の条件が達成できなければするかもしれない。スイスの例ではGDPの8割相当がユーロだらけになって白旗をあげた。日本もこのまま行くと国債購入累計額が来年GDPの8割に達する。
  • S&Pはリーマンショックの底値から3倍となっている。相場ローテーションでは6年でアメリカの好景気は終わり。それと現在の期間は一致している。
  • 米国企業の成長率減少傾向にあり、大手企業は減益となってきている。(鈴木さん)
  • 投資テーマとして水素エネルギー。東京ガス、大阪ガス等。
  • 原油安は環境より経済を優先させ、CO2問題、PM2.5問題を発展させるかもしれない
  • 注視してくべき指標「WTI」「ハイイールド債(BoAML)」「金価格」
  • アメリカではハイイールド債の利回り悪化しているが、ヨーロッパではまだ悪化していない。
  • セントルイス連銀のデータ内のバンカメのインデックスをみている
  • ハイイールドETF「HYG」をみること。現在90ドルだが87ドル切るとやばいかも。
  • 金価格は底打ち。これは不安を表す。1400ポイント越えるとやばいかも。
  • インバウンドはまだいけると思っているが、ITバブルと同じチャート推移(ゆうなぎさん)
  • J-REITが1/19以降下がっている。日本国債とJ-REITが同じタイミングで下がった(ゆうなぎさん)
  • 国債、REITが下がる→ドル安円高→キャッシュ・・・この展開はやばいかも
  • 最後は常識で判断すると良い(岡崎さん)
  • 2015年は時間軸で考えるのが大事。長期・中期・短期と資産を分けて売買するのが良い。
  • ここ何年かは甘い相場であったが、気を引き締める必要あり

今回はテレビとか書籍と違ってざっくばらんに話が進んでよかった。
岡崎さんは今年は気を引き締めなければいけない年であるいうのが、印象的で自分の考えと一致していた。それをデータで裏付けていて非常に説得力があるといったところでしょうか。
鈴木さんに挨拶できて握手できたのはホント嬉しかったなぁ。

またセミナーに参加できればいいなと思う。
やはり今年は気を引き締めて相場に参加しようと決意できたセミナーだった。

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